川2
日露戦争に従軍した軍医の手記を友人に見せてもらいました。
そこになんとなく洒落にならない話があったので話します。

その軍医は秋山支隊と呼ばれた騎兵隊の威力偵察隊に混ざって前線をひそかに突破しシベリア鉄道を遡って行ったのでした。
そして、シベリア奥地の村に日本軍騎兵隊が訪れた時のことです。
ロシア軍への通報を恐れた偵察隊の隊長はその村の村長に贈り物をしようとしたのですが、村長は贈り物はいいから息子の病気を見てくれと言います。

そこで、軍医が村の隅に隔離されている村長の息子を診察する事にしたのです。
軍医は彼を見てびっくりしました。
男の顔には米粒大の黒ニキビのがびっしりと出来ているのです。
全身を診察するとその黒ニキビは背中の一面と脇の下そして股の間にもありました。
男は黒ニキビが痒いのか頻繁に強くかきむしります。
するとその黒ニキビのようなものがつぶれてどす黒い血が流れ出すのです・・・        

軍医は拡大鏡でその黒ニキビを良く観察しながらピンセットで取ろうとすると、黒ニキビはつぶれてやはりどす黒い血が流れます。

そこで、軍医はメスを取り出しつぶれた黒ニキビを開いてみると・・・
中から黒ゴマのようなニキビの芯が出てきたのですが・・・
ニキビの芯がモゾモゾと動いているのです。
ニキビの芯はダニの一種だったのでした。

毛穴の奥に喰らい付いたダニはいくら潰しても取れません。
そこで、軍医はさらしに現地の強い蒸留酒をしみこませ患部にあててしばらく置いた後に
ダニをピンセットで一匹づつ毛穴から抜き取ったのでした。

ダニを抜き終えた男の顔は毛穴が開ききり蜂の巣のようになっていたそうです


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