不気味
酢を飲むと、体が柔らかくなるという都市伝説がある。


これは、サーカスの軍団が、公演の後にお酢を飲んで疲労を回復させていたことに対して、「お酢を飲むとサーカス軍団のように体が柔らかくなる」と言われるようになったとも言われている。

効用については諸説あるが、プラシーボ効果(効果のない薬を、効果があると聞かされて飲んで効果が現れること)を信じて飲んでみるならよいが、実際は効果がないのだという。

酢は疲労回復にはもってこい、寝る前にちょっと飲むと朝すっきり起きられるとも言われる。

確かに、魚などを酢を使って料理をすると、酢に含まれる酢酸によって骨が柔らかくなり、骨ごと食べられるが、こういった理由がこの説が広まった一因であるようだ。

しかし、これは酢を使って料理した魚の話。

人が酢を飲んでも、体の中で中和されてしまうので、成分が直接骨にとどく事はない。

実際、体が柔らかいと言うことは、骨が柔らかいのではなく筋肉が柔らかいということで、人がいくら酢を飲んでも筋肉が柔らかくなることはなのだという。むしろ、酢を飲んで体が柔らかくなるとすれば一大事だろう。

それでも、酢には骨や体を柔らかくするというよりも、血管や血管の筋肉を柔らかくし、動脈硬化を防ぐ効果がある。また、代謝機能を活発にする作用があり、疲れたときに酢を飲むと、体内にたまった乳酸を燃焼させて炭酸ガスと水に分解し、肩こりや疲労を改善する働きがあるという。

柔軟性のある体にするには、体の歪みを治すことと、やはり日々のストレッチや運動が大切になってくるようだ。


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